日産自動車が発表した2010年上半期(1~6月)の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同期比61.9%増の193万0103台と、大幅に増加した。
国内生産は同59.5%増の55万0031台と大幅プラスとなった。主に輸出が好調だったため。
国内販売は同18.1%増の34万4917台だった。『セレナ』や『ノート』、『エクストレイル』などのエコカー補助金対象モデルが全体をけん引した。
輸出は同76.0%増の29万4046台となった。北米向けが同82.2%増の14万5497台となったほか、欧州向けも同125.0%増の3万0237台と回復した。その他地域も同60.3%増と好調だった。
海外生産は同62.9%増の138万0072台と過去最高だった。このうち、中国が同54.8%増の48万7846台と、過去最高となったほか、米国も同77.8%増の26万0773台、メキシコが同55.3%増の23万6139台、スペインが同105.6%増の4万7891台と全地域で好調だった。
中国は販売台数も同51.4%増の50万3077台で、国別では米国を抜いて日産で最大の市場となった。