日本最大のホビーレース、もてぎで開催される

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朝8時前のローリングスタートを前に103台全車がホームストレート上のダミーグリッドに整列
  • 朝8時前のローリングスタートを前に103台全車がホームストレート上のダミーグリッドに整列
  • ダウンヒルストレートを疾走するポルシェと、V字コーナーを抜けるインテグラDC2。このように様々な車種が走れる環境がアイドラーズの特徴でもある
  • コース上で起きたクラッシュの影響からレースは一時、赤旗中断。セーフティーカーの斜め後ろに並ぶのが今回の総合優勝車のプジョー
  • チームのスタッフと協力してレース中のガソリン給油も自分たちで行う。耐久レースは全員で参加できるモータースポーツなのだ

7月の3連休中の18日、栃木県のツインリンクもてぎにて「アイドラーズ・ゲームズ 夏の12時間+9分耐久レース」が日本アイドラーズクラブの主催で開催された。

今年で11回を迎えた4輪車による長時間耐久レース「アイドラーズ12時間耐久レース」は、いわゆるJAF公式戦ではないホビーレース(草レース)と呼ばれるアマチュア愛好家が主体となって開催されるサーキットイベントだ。とくにこの12時間耐久レースは人気が高く、毎年100台以上のエントラントを集め、いまや日本最大のホビーレースとして認知されている。

当日は総勢103台ものエントリーがあり、18日、日曜日の午前8時6分に2グループに分けたセーフティーカー先導によってローリングスタートが切られた。12時間+9分という長丁場では途中、走行中に出火してリタイアするクルマや、大きなクラッシュが発生して赤旗中断が発生するなど波乱含みの場面も見られた。しかし、特に安全面に関して努力を続ける運営サイドと、サーキット側の管理体制は、日本の草の根レベルのモータースポーツ振興に大きな貢献がなされているものとして評価したいところだ。

今年のアイドラーズ12時間耐久レースは、途中1時間あまりの赤旗中断があったものの、照明装置に照らされるなか無事にチェッカーフラッグが振られた。トップチェッカーは、プジョーを走らせたSCUDERIA DAICHI R&D SNAP-ON。222周で見事に総合優勝を果たしている。完走は103台中、89台だった。

《編集部》

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