【EVEX & CSF 10】電磁波ノイズや熱対策でEV進出をねらう

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百花繚乱…異業種からのEV参入
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工業用プラスチックファスナーや電磁波ノイズ、熱対策などの製品を扱う竹内工業(東京・北千束)は、これまで家電・OA機器・パソコンなどに納品していた製品を、電気自動車(EV)向けに改良した商品を展示していた。

「自動車業界への提案は今年初だが、EVの普及前夜を見すえて参入をはかりたい」と同社は意気込む。

「素材と素材どうしが接触しあう部分の耐腐食性や、電磁波ノイズ対策などで実績のある当社の商品を、今後普及するEVの各部分に活かしていきたい」と同社。バッテリー周りのステンレスタイをはじめ、駆動系・電装系などのハーネス部分へのスリットチューブ・ノンハロゲンチューブ、ECU・制御系などの電磁波ノイズ対策部分への電磁波吸収シートやフェライトコアなどを展示した。

熱対策品には、パソコンのCPUまわりなどに使用されているサーモスター(低硬度熱伝導シリコーンゴム)をPR。

「今後、EVが普及しようとする際に電気・電子系統のコストや課題が出てくる。それを見越して我々の商品力をPRし、パートナーとなる相手を探していきたい」と同社は話していた。

EVEX:電気自動車開発技術展2010とCSF:クリーン発電&スマートグリッドフェア2010は16日まで、パシフィコ横浜で開催。

《レスポンス編集部》

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