日本アビオニクスは6日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッドカー(PHV)の動力源として利用が見込まれているリチウムイオン電池の組立てに使用する抵抗溶接電源「NRW-PS300」の販売を開始した。
新製品は、直流(DC)式の速い電流立ちあがりとインバータ式の高速極性切替性能を活かしたハイブリッド型の電池タブ溶接電源。左右の溶接箇所で均等な接合強度を得られるほか、ヒ-トバランスの最適化で電極寿命の向上も図れる。
また、カラーモニタに通電波形を表示するため、各種設定と確認を効率良く対応でき、溶接波形を8画面まで記録表示できるため、溶接条件出しにも有効。
リチウムイオン電池はEVやPHV向けに今後、需要の増加が見込まれ、生産量も大幅に増える見通し。品質の高いリチウムイオン電池を生産するための製品として売り込んでいく方針だ。