【パイクスピーク10】モンスター田嶋、5連覇

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27日、米国で「第88回パイクスピーク国際ヒルクライム」の決勝レースが行われた。最高峰の改造無制限クラスにおいて、モンスタースポーツの田嶋信博選手が、10分11秒5のタイムで5連覇を達成した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで1916年から開催。全長19.3kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。

標高はスタート地点が2877mで、ゴール地点が4300m。標高差1423m、コーナー数156、コース後半の路面は未舗装路で、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツだ。毎年、トラックや2輪も含めて、約200チームが参加する。

その最高峰、改造無制限クラスには、今年も田嶋選手がスズキ「SX4ヒルクライムスペシャル」でエントリー。3.1リットルV6ツインターボは、最大出力910ps、最大トルク90.5kgmを発生する。今年のマシンは、高速域でのエアロダイナミクス性能の改良が図られた。

田嶋選手は、決勝レースでトランスポンダー(計測器)が外れるトラブルに見舞われたものの、昨年の10分15秒368を約4秒短縮する、10分11秒5のタイムをマーク。ヒュンダイ「ジェネシスPM580」のリース・ミレン選手の11分6秒2に、1分近い大差をつけて、5連覇を成し遂げた。

2007年に自身が達成した世界記録、10分1秒41を超えることはできなかった田嶋選手。しかし、レース前に公言していた「ヒュンダイの挑戦を受けて立つ」との約束は、見事に果たした格好だ。

田嶋選手は、「皆さんの応援のお陰で5連覇を達成できました。レース当日が私の誕生日という事もあって、最高の一日になりました。応援ありがとうございます」とコメントしている。
《森脇稔》

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