ヨーロッパGPの決勝でロングスティント戦略をとった小林可夢偉がレースの裁定次第では7位から4位に繰り上がる可能性があった。
これはセーフティーカー導入の際にピットインを行った以下のドライバーが規定タイムを守らなかった事が審議対象となり、慣例からすると20秒加算のペナルティが以下のドライバーに与えられる可能性があったからだ。
ところが、バトン(マクラーレン)、バリチェロ(ウィリアムズ)、ヒュルケンベルク(ウィリアムズ)、クビサ(ルノー)、ペトロフ(ルノー)、スーティル(フォースインディア)、リウッツィ(フォースインディア)、ブエミ(トロロッソ)、デラロサ(ザウバー)らの決勝タイムに実際に加算されたのは5秒であり、仮に20秒のペナルティであれば可夢偉は4位だったが、7位入賞のままでリザルトに変動はなかった。