フォルクスワーゲン、「空のF1」の公式車両をスポンサー

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シロッコRとMatthias Dolderer選手
  • シロッコRとMatthias Dolderer選手
  • 第2戦、4月18日、パース(オーストラリア)。室屋義秀機
  • 第2戦、4月18日、パース(オーストラリア)。マット・ホール機

フォルクスワーゲンは1日、「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ」の公式車両スポンサーに指名されたと発表した。

同レースは2005年、栄養ドリンクメーカー世界最大手、レッドブルの主催でスタート。世界各国から選りすぐられたパイロットが、全8戦に参加し、空中でタイムトライアルを行う。最高速度370km/h、最大負荷12Gにも達する過酷なレースであることから、「空のF1」と称される。

フォルクスワーゲンとレッドブルは2004年、スポンサー契約を締結。今年1月のダカールラリーで優勝した「レーストゥアレグ」にも、レッドブルのロゴが配されるなど、両社の関係は深い。

今回、フォルクスワーゲンは、レッドブル・エアレース・ワールドシリーズの公式車両スポンサーに指名。6日にカナダ・ウィンザーで開催される大会には、グローバルスポンサーとしてロゴマークを掲げ、『シロッコR』などの車両を提供することになった。

さらにフォルクスワーゲンは、ドイツから同大会にエントリーするMatthias Dolderer選手をスポンサード。彼の飛行機には、フォルクスワーゲンのロゴがあしらわれる。

フォルクスワーゲンのマーケティング担当責任者、Jorn Hinrichs氏は、「陸上であろうと、空中であろうと、モータースポーツは技術革新を呼び起こすもの」と語っている。

《森脇稔》

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