ソニーとGoogleが提携…インターネットテレビ発売へ

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ソニーは21日、Googleと提携することで合意したと発表した。

ソニーのAV商品に関する技術力・デザイン力と、Googleのオープンソース「アンドロイド」プラットフォームとを組み合わせ、ホーム、モバイル、パーソナルの商品領域でアンドロイドをベースとしたハードウェアの開発を検討する。

今回の提携でソニーは、Googleのアンドロイドプラットフォームを採用、商品開発プロセスの最適化を図ると同時に、オープンで拡張性のあるユーザー体験の提供を目指す。

Googleは、ソニーと提携して包括的なプラットフォームを作り上げ、アンドロイドOSの普及を図る。

提携に際し、ソニーの会長兼社長のハワード・ストリンガー氏は「ソニーの有するデザイン力、設計・開発力と、Googleの革新的で信頼性が高く将来的な発展性があるオープンソース アンドロイドプラットフォームとの組み合わせにより、お客様に新しく、感動的なインターネット上のユーザー体験を提供します」

「本提携により、ソニーは当社の資産および商品領域全般にわたり、接続性とインターネットとの融合を実現した新たな世界を創出します」とコメントしている。

また、Googleの理事長兼最高経営責任者のエリック・シュミット氏は「私たちは、オープンシステムがさらなる革新をもたらし、お客様にとっての価値を向上させ、選択肢を広げると確信しています。ソニーと協力し、アンドロイドプラットフォームの力を世界中のお客様に提供することを大変誇りに思います」と語った。

提携第一弾として、ソニーは、世界で初めて「Google TV」プラットフォームを採用し、テレビでインターネット上のコンテンツを検索・アクセスできる「インターネットTV」を商品化する。

インターネットTVは、ディスプレイ一体型とブルーレイディスクドライブを組み込んだセットトップボックス型の2タイプを米国で2010年秋から市販する予定。

《レスポンス編集部》

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