日野自動車は、5月19 - 21日にパシフィコ横浜で開催される「自動車技術展 - 人とくるまのテクノロジー展2010」に、ポスト新長期排出ガス規制に適合したクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」や省燃費運転支援装置などを出展する。
会場では『プロフィア』に搭載したディーゼルエンジン「E13C」のカットモデルを展示する。このエンジンはEGRシステムの強化や燃料噴射圧力の高圧化、新型燃焼室の採用などによりNOxの低減と低燃費を両立し、ポスト新長期排ガス規制に適合した。
また、プロフィアに搭載した排出ガス浄化システム「DPR+尿素SCR」のカットモデルを展示する。高性能尿素SCRを最適に制御することで、少ない尿素水で大きなNOx低減効果を実現する。
省燃費運転支援装置「エコツリー」も紹介する。
また、衝突時の速度を抑え、被害の軽減に寄与する新PCS(プリクラッシュセーフティ・衝突被害軽減ブレーキシステム)を紹介する。
一方、「モータースポーツフォーラム」では、今年1月ダカールラリー2010でトラック部門に参戦し、市販車クラスと同部門排気量10リットル未満クラスで優勝た日野チームスガワラの取り組みなどを紹介する。