伊藤忠商事は12日、クリーンエネルギーを活用して電気自動車(EV)をカーシェアリングするなどのつくば市での共同実証プロジェクトを5月17日から正式に開始すると発表した。
プロジェクトは、地球環境への負荷が少なく、太陽光などの自然エネルギーで創られたグリーンエネルギーとリチウムイオン電池の用途開発を通した低炭素社会実現のための複合的な取組みを「グリーン・クロスオーバー・プロジェクト」と銘打って様々な企業やつくば市なども参加して実証実験を実施する。
太陽光発電システムや電気自動車、定置用リチウムイオン電池、情報通信技術など、日本が得意とする環境分野の個々の技術や製品を組合せながら低炭素交通社会の実現に向けて民間が主導する実証プロジェクトとなる。
ファミリーマートの「つくば研究学園店」、伊藤忠エネクスのガソリンスタンド「学園東大通りCS店」を交通インフラの中心として展開する。