トヨタの新美副社長「日本の生産体制を5-6年かけて再構築」

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新美篤志副社長
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  • 堤工場(車はプリウス)

トヨタ自動車の新美篤志副社長は11日、2010年3月期決算の会見で、「よりフレキシブルな生産体制をつくる必要がある」とグローバルで生産体制を見直す考えを示した。

そのなかで一番影響を受けるのが日本で、新美副社長は日本の位置づけを「新しいコンセプトなクルマ、新技術のクルマ、新工法による生産を通じて、拡大する新興国の生産を支えていく支援拠点にしていく」と述べた。

さらに、今までやってこなかったモノコックとフレームの交流生産に着手し、「全体の工場やラインをもう一度見直し、5 - 6年かけてじっくり取り組む」そうだ。これによって為替に強い生産体制を築こうというわけだ。

《山田清志》

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