5日午前2時ごろ、石川県加賀市内の県道で、交差点を進行中の2人乗りのバイクと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクは転倒。同乗していた15歳の少女が死亡、運転していた16歳の少年も意識不明の重体となっている。
石川県警・大聖寺署によると、バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。後部座席に同乗していた同市内に在住する15歳の少女は胸部強打が原因でまもなく死亡。運転していた16歳の少年が頭部強打で意識不明の重体。乗用車を運転していた34歳の男性にケガはなかった。死傷したバイクの2人は半キャップ型のヘルメットを使用していたが、あごひもの固定はしていなかったとみられる。
現場は加賀市山代温泉(N36.17.47.3/E136.22.17.0)付近の交差点で、県道と市道ともに片側1車線。信号機が設置されているが、事故当時はバイク側が赤色点滅(一時停止義務あり)だった。警察ではバイクが一時停止を怠ったまま、交差点内に進入してきたものとみている。