米国ベストファミリーカー、ホンダ車が全部門で選出

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米国の自動車情報サイト『エドマンズ・ドット・コム』と、雑誌『ペアレント』が選んだ「2010ベストファミリーカー」の15台が選出された。今回は15台のうち9台を日本車が占めたほか、ホンダが5部門全てに1台ずつ選出されるなど、日本車が高い評価を受けた結果となった。

選出基準の大前提は「親子で乗る」こと。ABSやサイドカーテンエアバッグといった安全装備はもちろんのこと、ハンドリングや、スライディングリアシート、収納スペースといった便利性も考慮してリサーチが行なわれた。

15台の内訳は、一般的な4ドア「セダン」、経済的な「バジェット・カー」、乗用車ベースのSUVである「クロスオーバー」、いまやエコカーとして揺るぎない地位を得た「ハイブリッド」、ミニバンやピープルムーバー的な「ビッグカー」の5部門、それぞれ3台の選出だ。重心の高いトラックベースのSUVは含まれず、クロスオーバーがカテゴライズされているのが特徴的だが、これは「親子で乗る」ことを前提としているから。

セダン部門ではVW『ジェッタTDI』、ホンダ『アコード(日本名:インスパイア)』、スバル『レガシィ』の3台が選出された。「バジェット・カー」部門は『マツダ5(日本名:プレマシー)』、キア『ソウル』、ホンダ『フィット』で、クロスオーバー部門はシボレー『エキノックス』、ホンダ『CR-V』、トヨタ『RAV-4』。

ハイブリッド部門はトヨタ『プリウス』、ホンダ『インサイト』と、北米COTYも受賞したフォード『フュージョン・ハイブリッド』の3台で、ビッグカー部門はフォード『フレックス』、シボレー『トラバース』、ホンダ『オデッセイ』の計15モデル。

日本車が半数以上の9台を占め、なかでもホンダは全部門で1台ずつが選出されている。他、フォード、GM、トヨタがそれぞれ2台ずつ、マツダ、スバル、キア、VWが1台ずつ選ばれた。

《ケニー中嶋》

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