【北京モーターショー10】広州汽車 TRUMPCHE、まもなく市販

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広州汽車集団 TRUMPCHE(伝祺)
  • 広州汽車集団 TRUMPCHE(伝祺)
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2000社以上の出展者を集めるなど、世界最大級のエクスポジションとなった北京モーターショー。トヨタ、ホンダなどと合弁生産を展開する広州汽車集団では、独自ブランドのアッパーミドルクラスの4ドアセダン『TRUMPCHE(伝祺)』の市販予定モデルが初公開された。販売開始までまもなくだという。

全長4900×全幅1820×全高1480mm、ホイールベース2800mmというディメンションから、トヨタ『カムリ』、ホンダ『アコード』などの顧客を狙ったクルマであることがわかる。パワートレインは2リットル直4直噴ガソリンエンジン+5速ATの組み合わせ。エンジンスペックは最高出力163馬力以上、最大トルク20.4kgm以上で、チャイナ4レベル(おおむねEURO4に相当する)の排ガス規制をクリアするという。

デザインはオリジナリティに乏しく、合弁相手であるトヨタ、ホンダそれぞれのデザインエレメントを拝借してきたような格好だが、ボディの仕上げはハイブリッドSUVのコンセプトカー『X-POWER』と同様、非常に美しいレベル。エンジンや変速機の仕様から、ライバルより3割ほど安い価格で売られると推測される。中国の国内市場では中間所得層の支持をかなり集めるかもしれない。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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