ヒュンダイは23日、北京モーターショーにおいて、直噴ガソリンエンジン2機種と、8速ATを発表した。直噴エンジンは、3.8リットルV型6気筒と、1.6リットル直列4気筒の2種類。3.8リットルV6は「ラムダ」と呼ばれるユニットで、直噴化により最大出力302psを引き出す。現行よりも12psパワーアップを果たした計算だ。この新V6は、『エクウス』『ジェネシス』『ジェネシスクーペ』など、FR系モデルに先行搭載。その後、順次搭載車種を拡大していくという。またヒュンダイは、これら3モデル用の8速ATも披露。従来の6速タイプよりも、きめ細かいシフト制御が可能になり、燃費改善効果が見込める。1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、直噴化によって、最大出力140psを発生。現行エンジンよりも30psものパワーアップだ。このエンジンは『エラントラ』などの小型車に搭載予定。さらに、ターボ版もスタンバイしているという。今年の北京モーターショーでは、グローバル小型セダンの『ヴェルナ』(欧米名:『アクセント』)をデビューさせたヒュンダイだが、エンジンやトランスミッションも地道な改良を実践している。
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