三菱ふそうトラック・バスは28日、東南アジア市場の2010年第1四半期(1 - 3月期)の販売台数が、1万1550台、前年同期比49.1%増と大幅に増加したと発表した。
同社にとって最大の輸出市場であるインドネシアでの販売が、1万0620台、同55.5%増と高い伸び率となり、全体を引っ張った。インドネシア市場での小型トラックのシェアは56.1%とトップシェアを維持している。
同社では、東南アジア市場でさらなる拡販を狙ってマレーシアとフィリピンに主力車種である小型トラック『キャンター』の新型車を投入する。キャンターは、マレーシアとフィリピンでノックダウン生産し、メルセデスベンツ・マレーシア、三菱モータース・フィリピンの販売店を通じてそれぞれ販売する。