マツダは20日、同社の研究者3人が第60回自動車技術会賞で自動車技術会から「浅原賞学術奨励賞」を2件、「技術開発賞」を1件受賞したと発表した。
浅原賞学術奨励賞は、自動車技術に関する優秀な論文などを発表した将来性のある個人会員に、技術開発賞は、自動車技術の発展に役立つ新製品または新技術を開発した個人会員とその共同開発者に対してそれぞれ贈られる。
浅原賞学術奨励賞を受賞したのは「貴金属シングルナノ触媒技術の開発」に取り組んだ同社のパワートレイン開発本部の三好誠治さんと、「ロードノイズの吸音技術について」を開発した同社技術研究所の萬菜穂子さん。
さらに技術開発賞を受賞した技術は、アイドリングストップシステム「i-stop」で、マツダ独自の直噴エンジン技術を活用することで、大幅な燃費の改善と自然な操作感を実現する環境技術として評価された。
授賞式は5月20日に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催される予定。