日野、ポスト新長期規制適合の大型トラックの車型を拡充

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日野自動車は、大型トラック『プロフィア』、『レンジャー』の一部を改良し、2009年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合、燃費性能も向上して2015年度燃費基準達成車の設定を大幅に拡大した。

安全性能、快適性能なども改良して7月1日から発売する。

今回、ポスト新長期規制に対応するため、NOxの低減に効果のある尿素SCR(選択触媒還元:Selective Catalytic Reduction)を採用するなど進化したクリーンディーゼルシステム「エア・ループ」を開発した。エア・ループは、きれいな空気(エア)の循環(ループ)を目指し、NOx・PMとCO2排出量を低減し、ランニングコストを抑えることで顧客の利益向上に貢献するとともに、地球環境への負荷低減に貢献するとしている。

また、衝突被害を軽減する新PCS(プリクラッシュセーフティ)を採用し、世界で初めて、衝突後も車両停止まで制動を継続する。さらに従来はトラクターのみに装備していた車両安定制御システムVSC(Vehicle Stability Control)を全車に標準装備とした。

今回の発売車型のうち、2015年度燃費基準達成車は、エコカー減税の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が75%減税される。

《レスポンス編集部》

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