VW、未来のEVタクシーコンセプトを披露

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フォルクスワーゲンは19日、ドイツで開幕した「ハノーバーメッセ2010」において、未来のEVタクシーコンセプト、『ミラノタクシー』を披露した。

ミラノタクシーは、小型ボディに広い室内空間を持つのが特徴。ボディサイズは、全長3730×全幅1660×全高1600mm。MINIのハッチバック(全長3700×全幅1685×全高1430mm)に対して、全長はわずか30mm長いだけだ。

小型ボディで広い室内を実現するために、ミラノタクシーは助手席をなくし、その部分を荷物スペースとした。そして、リアシートはボディのできるだけ後ろにレイアウト。フォルクスワーゲンによると、3名がけの後席足元には、フルサイズ高級サルーン並みの120mmの空間を確保し、頭上スペースには994mmものゆとりがあるという。

サイドドアは、助手席側のみで、大きく前方にスライドさせて開閉する。パノラマルーフのデザインやボディを取り囲むような窓配置は、1950年代の『サンババス』がモチーフだ。

ドライバーの運転環境にも配慮され、8インチのタッチスクリーンに、ナビゲーションやドアオープナー機能、EVシステムのエネルギー情報などを表示。シフトバイワイヤが採用され、前後進やパーキングの切り替えはダイヤルで、EVシステム起動は、ボタン操作で行う。後席にも8インチモニターが装備され、料金や主要観光地ガイドなどがディスプレイされる。

EVシステムは、最大出力115psのモーターと、蓄電容量45kWhの大容量リチウムイオンバッテリーで構成。車両重量は1500kgで、最高速は120km/h、最大航続距離は300kmの性能だ。充電に関しては、80%程度の容量なら、約1時間で完了する。

ミラノタクシーの市販に関して、フォルクスワーゲンからアナウンスはないが、同社は2013年、最初のEVを発売予定。小さなボディに広い空間を備えたミラノタクシーは、都市部に最適なタクシーの未来形といえそうだ。

《森脇稔》

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