マロニエランイン日光開催、雪でも楽しい

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雪の中でジムカーナにトライする非常に珍しいファセルベガ・ファセリア。新車当時から日本にある車両である
  • 雪の中でジムカーナにトライする非常に珍しいファセルベガ・ファセリア。新車当時から日本にある車両である
  • フィアット1100TVも雪のジムカーナに果敢にトライ
  • 女性2人で参加のフィアット850スパイダーもジムカーナにトライ
  • コンクールの審査を待つランチア・アッピア。観音開きのドアと、センターピラーがないのが特徴のサルーンである
  • ホンダS600や800をベースにFRPの軽量ボディに乗せ換えたホンダ・コニリオが参加
  • ランボルギーニ・ミウラも参加

1990年から毎春開催されているクラシックカーラリー「マロニエランイン日光」が今年も17日から18日にかけて開催された。主催はマロニエラン実行委員会。

21回目を迎える今年は43台のエントリーを数え、盛大に開催される予定であった。しかし、非常に残念なことにこの土曜日は季節外れの雪に見舞われ、ジムカーナ競技を除く全ての工程がキャンセルとなり、集合場所の日光霧降アイスアリーナ(栃木県日光市)でのジムカーナの後は宿泊地である中禅寺金谷ホテル(栃木県日光市)まで各自移動となった。

本来であれば、主催者が設定したコースに沿って中禅寺金谷ホテルまで向かうのだが、今回は自由に観光をしたり、ドライブや買い物、または早めにホテルに入って温泉を楽しむなど参加者それぞれがお天気ばかりは仕方がないと、視点を変えて楽しんでいたのが印象的であった。

あくる日曜日はコンクールデレガンスを開催。これは、参加車それぞれを審査員がオリジナル性や希少性などを基準に審査が行われるが、マロニエランイン日光は若干違い、どれだけ参加者が楽しんだか、そして参加者を楽しませたかを視点に審査。従って、女性同士での参加者が受賞したり、雪の中を元気に走らせたということで大排気量の参加車が受賞するなど、独特のスタイルでのコンクールで表彰式では参加者を沸かせた。

主催者によると来年も同時期に開催する予定であるという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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