ホンダ ガスパワー発電機:未来的でモダンなデザイン

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エネポEU9iGB
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ホンダはガスパワー・インバータ搭載発電機『エネポ EU9iGB』を発売する。エネポ(enepo)とは“ene”rgy(エネルギー)、“po”table(携帯用)、“epo”ch(時代)を掛け合わせた造語で“発電機の新時代を切り開く、持ち運べるエネルギー”を意味しているという。

エネポをデザインした本田技術研究所汎用R&Dセンター開発室第1ブロックデザインGrの前田譲治さんは、「ユーザーは一般の人なので(=業務用発電機ではないので)、発電機らしくない形にしたいと思いました」という。

もっとも「普通の人は発電機を知らないし、発電機らしいと言っても分かってもらえないかもしれません。いわゆる“ごちゃごちゃ”した形ではなく、家電ライクなデザインを目指しました」と話す。

ターゲットユーザーとしてイメージしたのはオール電化住宅の住人だという。まず「オール電化のお客さんは停電を恐れています。エネポを買ったからといってオール電化をすべて賄えることは到底ありえませんが、概念的にそういう恐れがあるようです」と状況を分析した。

その上で、「オール電化のお客さんは洗練されていて新しい家に住んでいます。インテリアもとってもきれい。そこにあまりにも作業機然とした発電機は似合わないのです。従って、洗練されてスマートな形が見せ方としてありました。未来的でモダンな形を目指したのです」と語った。

そう言われれば、エネポの白と黒のシンプルなデザインは先端技術研究ロボットの『ASIMO』のデザインと共通しているかもしれない。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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