ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは16日、シボレー『コルベット』、『コルベット Z06』2車種のルーフパネルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年9月22日 - 06年7月14日に輸入された435台。
屋根部分の金属フレームと樹脂製パネルとの接着が不十分なため、走行中の振動などにより接着が剥がれ、パネルが外れて脱落するおそれがある。
全車両、屋根部分を点検のうえ、対象となるものはルーフ1式を対策品と交換する。
不具合発生件数は11件で、市場からの報告及び国土交通省からの指摘でわかった。事故は起きていない。
なお、本件は2006年5月にリコールしたものだが、接着剤の充填では不十分だったため、再度対策を行うとともに対象車両の範囲を拡大して届け出たもの。