フォードモーターは8日、ブラジルにおいて、新型コンパクトSUV、フォード『エコスポーツ』を生産すると発表した。ブラジルで開発され、ブラジルで開発されたフォード車として、初めて国外生産される。
新型車エコスポーツの詳細は、現時点では公表されていないが、フォードのBセグメント・グローバルプラットフォームを使用。高品質で先進技術が売りの小型SUVとなる。このプラットフォームからは5車種が派生し、フォードは2014年までに、年間160万台を全世界で販売する計画だ。
フォードはブラジル事業へ2011 - 15年の5年間、総額45億レアル(約2230億円)を投資。フォードによるブラジルへの1回の投資としては、過去最大規模になるという。
また新型エコスポーツは、ブラジル国内北東部のカマサリ技術センターで開発され、さらにブラジルで開発されたフォード車として、初めての国外生産も行う。
フォードのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「我々の使命は、全世界の顧客に、クラストップの安全性、品質、燃費性能を備えた車を届けることだ」と、コメントしている。