トヨタ、品質調査解析の現場を公開

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品質調査解析
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大規模リコール問題を受けて、顧客視点での品質管理の強化に取り組むトヨタ自動車は30日、豊田市の本社敷地内にある「品質監査棟」の解析現場を報道関係者に初めて公開した。

4階建ての品質管理棟内では、1階から4階までのフロアごとに車両品質、部品品質、材料解析のほか、クレームなどで市場から回収された車両部品の評価、調査、解析から改善までを「現地現物」を基本に専門のスタッフが調査解析業務を行う。

解析手順は、簡易解析、詳細解析、合同調査の3段階に分かれて実施。例えば実車調査では、部品などを量産車に取り付けて、使われ方、装着状態、作動状態などを想定しながら3次測定などによる簡易解析を実施する。さらに、詳細分析では市場環境を高機能の環境試験装置や非破壊で内部構造を解析するエックス線CTスキャン装置などで徹底追求。実際に解析した「現品」は関係者による「現認会・検討会」で現象を確認しながら原因を追求し、対策や改善につなげる。

自動車などのものづくりのメーカーは「品質が命」(豊田章男社長)ともいわれており、各社は、機密を守ることから解析現場への取材を禁止しているケースが多い。
《福田俊之》

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