【三洋ゴリラ2010モデル】ハードウェアも強化、クイックGPSが目玉

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三洋電機『ゴリラ』
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ゴリラ2010年モデルはハードウェアも強化されている。高速処理が自慢のゴリラエンジンは、CPUの動作クロック数がこれまでの400MHzから500MHzにバワーアップ。名称も「ゴリラエンジンII」となった。

動画用もデコードチップが変わり、再生フォーマットはこれまでのMP4(Simple Profile Level3)に加え、新たにAVC/H.264(Baseline Profile Level2)にも対応した。また、7インチモデルの「NV-SD740DT」ではワンセグに高画質回路を採用。従来モデルよりも字幕やテロップなどの文字表示が見やすくなっている。

ナビでは新たに「クイックGPS」機能を採用した。センサー類が充実したフルナビと違い、ゴリラのようなPNDでは測位をGPS衛星からの情報に依存している。GPS衛星からもたらされる情報は「位置」と「衛星軌道」と「時刻」の3点だが、この3点の情報すべてが受信できていないと正確な測位ができなかった。

2010年モデルのゴリラでは「クルマが最終的に停止した位置」を記録。その後、3日以内であれば「クルマが同じ位置に停止していたもの」と判断し、一番キャッチしやすい時刻情報のみで測位を開始するようになった。情報を3点セットで受信した場合は測位完了までに30秒から数分を要するが、時刻情報だけならば約10秒で測位が完了するという。

これまではエンジンを掛けた直後に発進すると現在地が迷走する傾向にあったが、クイックGPS採用によって測位を待たず、スムーズに出発できるようになった。

《石田真一》

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