【GARMIN nuvi1480 インプレ】海外利用のコツは“住所検索”を上手に使うこと

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マップソースのマイクロSDカードを挿入すると「海外住所検索」「都市」「交差点」といった海外専用メニューが現れる
  • マップソースのマイクロSDカードを挿入すると「海外住所検索」「都市」「交差点」といった海外専用メニューが現れる
  • ジュネーブモーターショー会場のPALEXPO。ジュネーブ国際空港に隣接している
  • nuvi1480
  • 中北部は平野が続く退屈なドライブだが、スイス国境に近づくにつれて景色は表情豊かになる。
  • 海外住所検索メニュー
  • 郵便番号入力画面
  • 番地入力画面。海外の場合、番地入力→ストリート入力→都市名入力の順番。
  • ストリートの入力

春の訪れは観光シーズンの到来。大型連休に向けて、海外旅行を検討している人もいるだろう。そこで今回は、nuviの海外対応機能を活かして、効率的に各地を回るコツを紹介しよう。まずは検索機能の上手な使い方を解説する。

例年3月初めに開催されるジュネーブモーターショー。ショーの開催時期は、ジュネーブ市内の宿泊料金が数倍に高騰する上に、ほとんどのホテルで予約は半年前で埋まってしまい確保が困難となる。したがって取材班は例年ジュネーブから30 - 40km離れたフランス領の街で宿を取り、レンタカーで会場まで通うのが通例になっている。

今回は、別件の取材もあったためパリでレンタカーを借り、ドイツ国境にほど近い東部の都市ストラスブールを経由してスイス・バーゼルからジュネーブに向かうルートを選択。また、ショー期間中の宿はジュネーブから30kmあまり南に位置するアネシー(Annecy)にとった。近年、ジュネーブまで通じるトンネルが開通し、会場までは早朝のラッシュ時間帯でも40分あまりと、交通の便は良い。

海外でのレンタカードライブの強い味方が、GARMINのPND『nuvi』だ。最上位機種の『nuvi1480』でも、もちろん海外の地図が利用可能。利用法は、GARMINで販売されているMicroSDカードの地図をnuvi側面のカードスロットに差し込むだけだ。以下、海外での利用方法についてレポートしよう。

◆郵便番号検索が便利

海外で気をつけたいのは、日本国内とは使い勝手が異なる目的地検索だ。海外では電話番号検索に対応していないので、「海外住所検索」「名称検索」の利用機会が多いだろう。海外では似たような名前のホテルチェーンが多いため、ピンポイントで探すのなら海外住所検索が手っ取り早い。

海外住所検索のメニューは「都市名」「郵便番号」「全検索」の3つ。都市名の入力は、入力した候補に該当する場所が多いと、そこから絞り込むのに時間がかかる。たとえば、「Villeneuve」という地名の付く住所を検索すると、「Villeneuve - Les - Corbieres」「Villeneuve - Saint - Salves」「Villeneuve - Sur-Allier」など百数十件が出てきてしまうのだ。

したがっていちばんのオススメは郵便番号検索。目的地の住所を調べる際に郵便番号も控えておこう。たいていのホテルや観光地の紹介サイトでは、5桁の郵便番号も併記されている。今回の出張でも郵便番号の表記がなくて困ったことは一度もなかった。

郵便番号を入力したら番地→ストリート名の入力をおこなう。ストリート名の入力は一部だけでもいい。候補がリスト表示される。

たとえば「18(番地名), Route des Moulins Banaux(ストリート名), 89190(郵便番号) Villeneuve l'Archeveque(町名)」といった住所を検索するとしよう。まず(1)郵便番号の89190を入力、(2)番地の「18」を入力、(3)ストリート名の「Moulins」を入力すればピンポイントで目的地が表示される、という具合だ。煩雑なアルファベット入力を最小限にすることで、素早く的確に目的地を見つけることができる。

《北島友和》

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