1台の車が鏡に映し出されたような光景がジュネーブモーターショーの日産ブースで展示された。一般展示エリアから、壁を隔てた奥側に特設された「キューブ・カフェ」だ。右ハンドルの英国仕様と左ハンドルのEU仕様2台の新型『キューブ』が並んだユニークなディスプレイだ。
テールゲートの開き方の違いや、左右非対称のラップアラウンドのリアガラスの形状が独特の存在感にあふれるリアビューを表現している。初代キューブは国内仕様の右ハンドルモデルのみだったが、2代目から欧米への輸出が始まった。左右両ハンドル仕様が混在するヨーロッパのオートショーならではの展示方法だ。