ダイハツ工業は11日、軽自動車『ハイゼット』、『アトレーワゴン』など計3車種のフロントロアアームに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年11月29日 - 08年10月2日に製作された27万4324台。
前輪緩衝装置のロアアームで、ナックル連結部のかしめが不足しているため、縁石等に衝突した場合、ロアアームからナックル連結部が外れて走行不能になるおそれがある。
全車両、ロアアームを点検し、かしめが不足しているものは良品と交換する。
不具合発生件数は25件で、市場からの情報と国土交通省の指摘でわかった。事故は起きていない。