2月25日に発売されたホンダ『CR-Z』の実車に触れる機会があれば、ぜひリアフェンダーを見て欲しい。絞り込まれたキャビンと対照的に張り出したリアフェンダーのふくらみは、市販車とは思えないくらいグラマラスだ。
「リアフェンダーの張り出しはサスペンション構造との戦い」(エクステリアデザイン担当)
「サイド面のボディパネルの造形は、デザインとプレスの現場で最後の最後まで突き詰めました」(生産部門担当)
技術資料には、リアフェンダーの造形に関して、現場のメッセージがそう掲載されている。開発や生産に携るスタッフの情熱がなければ、このリアフェンダーの張り出しは実現できなかったのだ。
ちなみにCR-Zのパッケージングのキーワードは「低・短・ワイド」だという。