ワールドカーオブザイヤー主催団体は2日、ジュネーブモーターショーにおいて、「2010ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の最終選考3台を公表した。
同賞はワールドカーオブザイヤーと同時発表。2009年に発売されたスポーツモデルの中から、年間生産台数500台以上を条件に、世界59名のジャーリストの投票によって、ベストな1台を選出する。
最終選考に残ったのは、アウディ『R8 V10 5.2FSIクワトロ』、フェラーリ『カリフォルニア』、ポルシェ『911GT3』の3台。
アストンマーチン『V12ヴァンテージ』、アウディ『TT RS』、BMW『Z4』、ジャガー『XFR』、ロータス『エヴォーラ』、メルセデスベンツ『E63AMG』、日産『370Z』(日本名:『フェアレディZ』)、ポルシェ『ボクスター』『ケイマン』の8モデルは、選考から漏れた。
この3台の中から、4月1日のニューヨークモーターショーで、栄えあるイヤーカーを決定。ちなみに、過去の受賞リストは、06年ポルシェ『ケイマンS』、07年アウディ『RS4』、08年アウディ『R8』、09年日産『GT-R』。09年は日産GT-Rが196点を獲得し、2位のポルシェ『911カレラ』の113点、3位のシボレー『コルベットZR-1』の102点に大差をつけて、栄冠を手にしている。
日産の2年連続はなくなったが、アウディ、フェラーリ、ポルシェの欧州製スポーツカーの中から、頂点に立つのは!?