ホンダは26日、新開発の空冷4ストロークDOHC直列4気筒1100ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル『CB1100』シリーズを発売する。ハンドル形状によって「Type I」と「Type II」を設定しており、Type Iは3月11日、Type IIは6月4日にそれぞれ発売する。
CB1100シリーズは、こだわりを持った大人の価値観に見合うロードスポーツモデルとして開発。エンジンは、CBシリーズの伝統を受け継ぐ形で新開発した空冷4ストロークDOHC直列4気筒1100ccを搭載する。空冷エンジンならではの造形の美しさを際立たせるため、2mmと薄く奥行きのある形状の冷却フィンを採用。
エンジン特性は、市街地やツーリングで多用する低・中回転域でトルク感を重視した出力特性を実現し、電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」の採用などにより、全域で扱いやすくなっている。
車体は、日本人の体格に合わせ、750cc並みの重量と、コンパクトで足着き性に優れたサイズとした。フレームは、適度なしなやかさと剛性を両立した新開発のダブルクレードルタイプを採用した。前・後輪は、18インチとしている。
また、制動時の安心感を高める先進のブレーキシステム、コンバインドABS(前・後輪連動ABS)をタイプ設定している。
価格は、Type IとType IIともに99万7500円から。