[動画]これが未来のメルセデスベンツ…F800スタイル

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F800スタイル
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ダイムラーは20日、メルセデスベンツのコンセプトカー、『F800スタイル』を披露した。動画共有サイトでは、未来のテクノロジーを満載した同車のPR映像が公開されている。

F800スタイルは、プラグインハイブリッドや燃料電池など、幅広いパワートレーンに対応する新開発マルチドライブプラットホームを採用。プラグインハイブリッド仕様の場合、フロントに直噴V型6気筒ガソリンエンジン(300ps)を搭載。モーター(109ps)との組み合わせで、トータル出力409psを発生する。7速ATの「7Gトロニック」は、エンジンとモーターの間に置かれる。

2次電池は、蓄電容量10KWhのリチウムイオンバッテリーで、後席の下に配置。F800スタイルは、最大30kmをモーター単独でゼロエミッション走行できる。EVモード時を含めた燃費は、34.48km/リットル、CO2排出量は68g/km。0 - 96km/h加速は4.7秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と、優れた動力性能を発揮する。

燃料電池仕様の場合では、フロントに燃料電池スタック、リアにモーターとリチウムイオンバッテリーを搭載。床下に、水素タンクをレイアウトする。モーターは、最大出力136ps、最大トルク29.6kgmのスペックだ。

リアドアはスライド方式で開閉し、Bピラーをなくすことで優れた乗降性を実現。軽量なシートは、マグネシウム&カーボンファイバー製で、仕上げにはウッドが使われた。安全面では、クルーズコントロールの「ディストロニックプラス」が、渋滞アシスタント機能付きに進化。追突される直前、瞬時にブレーキをかけ玉突き衝突を防ぐ「プレセーフ360」も導入されている。

F800スタイルのデザインモチーフは、次期『CLS』に反映されるもよう。インパネのモニターではなく、センターコンソールのタッチパネルによってナビゲーションを操作する「カムタッチパッドHMI」など、F800スタイルの先進装備を紹介した映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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