三菱商事は16日、カナダの子会社であるエムシー・リソーシズ・カナダを通じて、2007年4月に合意したキャンアラスカ・ウラニウム社とのオプション契約に基づいて探鉱費用、権益取得費用として1100万カナダドルの拠出を完了し、ウェスト・マッカーサー・ウラン資源探鉱プロジェクトの50%の権益を取得したと発表した。
プロジェクトは、合計359平方kmの12鉱区で構成され、世界最大のウラン鉱山でもあるマッカーサー・リバー鉱山に隣接している。
三菱商事は2007年4月にキャンアラスカ社とオプション契約を締結して以来、ウェスト・マッカーサー・プロジェクトの探鉱活動に参画し、物理探査やドリリングなどの探鉱活動によりターゲットとする鉱床モデルでのウランの発見を目指している。今後、キャンアラスカ社をオペレーターとして新設する合弁事業体を通じて探鉱活動を継続する。