ゼンリン第3四半期決算…増収増益 カーナビ販売増

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ゼンリンが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比63.7%増の11億2900万円と増益だった。

国内カーナビゲーション用データの売上は、ETCによる高速道路料金割引の波及効果により簡易型カーナビゲーションなどの販売増加が後押ししたことや、データ配信売上で携帯サービスの会員数が増加したことで堅調に推移した。売上高は同2.3%増の365億9700万円だった。新たに連結対象とした子会社の寄与により、その他事業の売上が堅調に推移し、取引先へのデータの提供方法を変更したことによる地図データベース関連事業の売上減を吸収した。

収益では増収に加え、諸経費の削減効果で経常利益は同19.1%増の12億0100万円だった。当期純利益は、前期に投資先の事業再編に伴う投資有価証券売却益を計上した反動で、同49.8%減の3億9500万円だった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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