ニフコ第3四半期決算…減収減益、通期見通しは上方修正

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ニフコが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常利益が前年同期比42.5%減の46億6600万円と大幅減益となった。

売上高は同22.3%減の770億6100万円だった。主要顧客である日系自動車メーカーからの受注は回復してきたものの、中間期までの落ち込みをカバーできなかった。

収益では、グループ一丸となって固定費の削減に取り組んできたことで黒字を確保、営業利益は同39.7%減の50億4100万円だった。当期純利益は同35.4%減の28億0700万円だった。

通期業績見通しは、主力事業である自動車向け合成樹脂成形品事業の販売が計画より増加する見込みとなり、上方修正した。売上高は同12.7%減の1070億円、営業利益が同7.8%増の78億円、経常利益が同10.0%増の76億円、最終利益が同6.7%増の42億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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