ロシアのMARUSSIA(マルシャ)社が、昨年9月のフランクフルトモーターショーで初公開したスーパーカーが『B2』。動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。MARUSSIA社は、ロシアの新興メーカー。2008年に『B1』を発表し、スーパーカー市場へ参入した。B1はコスワース製の3.5リットルV6(245ps)をミッドシップに搭載。地元ロシアだけでなく、欧州では10万ユーロ(約1270万円)で販売されている。そんなMARUSSIA社のスーパーカー第2弾が、フランクフルトでデビューした『B2』。その開発には、ルマンやFIA GT選手権で活躍した元レーシングドライバー、ニコライ・フォメンコ氏が参画している。B1がフェラーリなど洗練された欧州製スーパーカーの雰囲気を持っていたのに対して、B2はイメージを大きく変えた。釣り目状のヘッドランプに大きく口を開けたグリル、尖ったように突き出したリアのディフューザー…と、どことなく危険な香りの漂うスーパーカーに仕上がっている。ミッドシップに搭載されるエンジンは、B1から譲り受けたコスワース製3.5リットルV6。しかし、その最大出力は245psから420psへ約70%もの出力向上を果たした。チューブラーフレームシャシーにコンポジットボディを載せる手法は、B1と同様だ。MARUSSIA社は、F1のヴァージンレーシングの公式スポンサーにも名を連ね、スーパーカー市場に攻勢をかける構え。最新のB2がB1を従えて走行するPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。
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