新日石、ベトナムに事務所設立で潤滑油事業を強化

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新日本石油は18日、海外潤滑油事業の強化・拡大の一環として、ベトナムにホーチミン事務所を2月1日に設立すると発表した。

新興市場の一つと見られているベトナムの経済成長は底堅く、中長期的にも大きな経済発展が見込まれている。二輪車・四輪車の保有台数も10%を超える伸びを示しており、今後もこの傾向は続くと予想され、これに伴う潤滑油の需要も安定的な増加が見込まれる。

ホーチミン事務所は、こうしたベトナム市場の拡大を見込んで現地市場、需要家動向に関する調査を強化するため設置する。

同社は、中国、東南アジア、インド、欧米、ブラジルなどの既存海外拠点に加え、ベトナムへの新規拠点開設により、全世界に5か所の製造拠点と13か所の販売・マーケティング拠点を持つことになる。現在、海外での潤滑油販売は24万キロリットルだが、今後、新興国を中心にグローバルレベルで潤滑油事業を強化し、2010年度には30万キロリットルの販売を目指す。

《レスポンス編集部》

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