三菱、EV電池パックの組立てを水島で内製化

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i-MiEVに搭載される電池パック
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三菱自動車工業は18日、電気自動車(EV)『i-MiEV』に搭載する電池パックの組立てを、同EVの生産を行っている水島製作所で内製化すると発表した。電池の物流や管理の見直し・適正化を行い、コスト低減など競争力の強化を図る。

電池パックの組立ては現在、三菱自動車やGSユアサなどの出資によるリチウムイオン電池メーカー「リチウムエナジー ジャパン」(LEJ)の滋賀事業所で行っている。三菱の水島製作所に移管することにより、コスト低減のほかLEJによる電池の増産余力を引き出す狙いもある。

水島製作所では既存施設を活用して組立てラインを新設し、設備投資の抑制につなげる。今年6月には移管を実施する計画だ。

《池原照雄》

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