米国のEVメーカーのリビアン・オートモーティブは、2025年第2四半期(4~6月)の決算を発表した。売上高は13億0300万ドルで前年同期比12.5%増。一方、第2四半期の最終損益は11億1500万ドルの赤字だった。赤字幅は約2割縮小している。
同社は6月30日、フォルクスワーゲングループから10億ドルの出資を受けた。出資価格は19.42ドルで、30日間の出来高加重平均株価14.56ドルに対して33%のプレミアムとなった。この投資は、リビアンとフォルクスワーゲングループの技術合弁事業に関連する最大58億ドルの合意の一部だ。
第2四半期の生産・納車実績について、同社はイリノイ州ノーマルの製造施設で5979台を生産し、1万0661台を納車した。『R1』と商用バンの両方で生産が制限されたが、これは主に貿易政策の変更によって部分的に引き起こされた様々な供給網の複雑化が原因だった。