海上コンテナトレーラー横転事故防止へ新法提出

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国土交通省は12日、18日招集の通常国会に、国際海上コンテナの陸上輸送について、横転事故防止など安全確保のための新法を提出すると発表した。

受け荷主等に対し、コンテナに詰められた貨物の品目、重量、積み付け状況などの情報をトラック事業者等に伝達すること等を義務付けるほか、港湾や埠頭で、過積載や偏荷重等の不適切な状態にある輸入コンテナを発見・是正するための制度も盛り込む。

また、安全速度での運転やコンテナロックの確実な実施等に関し、トラック運送事業者等が順守すべき事項も定める。

海上コンテナ陸上輸送の安全対策強化に向けた新法については、前原国交相が野党時代から必要性を指摘しており、民主党政策集「INDEX2009」にも盛り込まれていた。

これを受けて同省では、昨年12月4日に、海上コンテナに関する関係者らで構成する「国際海上コンテナの陸上輸送における安全対策検討会議」を立ち上げ、三日月大造政務官が中心となって新法の制定を検討している。

《レスポンス編集部》

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