フィアット・ジャパン、販売店の呼称を変更---フィアットも併記

自動車 ビジネス 企業動向
イメージ
  • イメージ
  • 500

フィアット・グループ・オートモービルズジャパンは、販売ネットワークの店舗呼称に従来からのアルファロメオに加えフィアットの呼称に変更すると発表した。

同社の正規ディーラーでは、フィアット、アルファロメオ両ブランドを扱っている。しかし、基本的なCI(コーポレートアイデンティティ)はアルファロメオの基準に則りショールーム外装のフェイシャバンドには「Alfa Romeo」のブランド名を掲げ、店舗呼称も「アルファロメオ」に地名を加える方式で統一している。国内市場ではアルファロメオの方が販売台数が多く、認知度も高いためだ。

一方、2008年のフィアット『500』導入以来フィアット車の販売台数も拡大してきており、存在感が増した。フィアット取扱店をアピールするとともに、フィアットオーナーの満足度の向上を図る必要があると判断した。

今回の呼称追加では同一店舗であっても広告などそれぞれのブランドの販促活動にはそれぞれのブランド名を冠した店舗呼称で標記する。店舗呼称は「アルファロメオ地名」または「フィアット地名」となる。

広告、ウェブサイトや販売店舗リストなどは1月から順次展開し、3月末までには店舗サインも改装するなどフィアット、アルファロメオ双方のブランドを訴求していく。

同社の正規ディーラーは2010年1月現在で46法人73店舗あり、全てフィアット・アルファロメオ両ブランド扱い店となっている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集