【デトロイトモーターショー10】フォード マスタング、新V8で412馬力

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フォード マスタング GT 5.0リットル V8
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フォードモーターは28日、2011年モデルの『マスタング』に新V8エンジンを搭載した。4.6リットルV8を、新開発5.0リットルV8に変更。最大出力412ps、最大トルク53.9kgmのパワフルなスペックを発揮する。

フォードは今年11月のロサンゼルスモーターショーで、マスタングV6の2011年モデルを初公開。4.0リットルV6(213ps、33.1kgm)を、新開発3.7リットルV6(305ps、38.7kgm)に変更した。今回のV8発表により、マスタングのラインナップが完成したことになる。

完全新設計のV8エンジンは、V6同様にヘッドを従来のOHC12バルブに代えて、DOHC24バルブ化。さらに可変バルブタイミング機構の「Ti-VCT」を採用した。これにより、最大出力412ps、最大トルク53.9kgmを発生。旧4.6リットル(319ps、44.9kgm)よりも、最大出力は93ps、最大トルクは9kgm向上した。

新開発6速MT&6速ATや、新電動パワーステアリングの効果で、燃費も改善。6速AT車のEPA(米国環境保護局)予想燃費は、市街地7.23km/リットル、高速10.63km/リットルと、高速燃費は旧4.6リットル比で8.6%の改善を果たした。

足回りはダンパーのチューニングやスプリングレートを見直し、ハンドリングの向上を図る。オプションで「ブレンボブレーキパッケージ」を設定。最強のマスタング、『シェルビーGT500』の大容量ブレーキが奢られた。

マスタングV8の2011年モデルは、2010年1月11日に開幕するデトロイトモーターショーで正式発表。マスタングに5.0リットルV8が搭載されるのは、1993年の先代モデル以来とあって、フォードは「5.0 liter is back」をキャッチフレーズにアピールに懸命だ。

《森脇稔》

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