ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は24日東京で記者会見し、2010年の販売計画を発表した。国内は今年の販売見通し並みの60万台で、このうち軽自動車も横ばいの59万台の計画とした。
09年の軽販売見通しは前年比7%減の59万台。販売シェアは約35%としており、3年連続で首位をキープする。国内営業担当の神尾克幸副社長は「こういう環境下で、まずまず善戦できた」と評価した。10年については、総市場も横ばいと見ており、今年と同様のシェア確保を狙う。
一方、10年の海外販売は同社の主力市場のインドネシア、マレーシアが「景気回復しており、全体を押し上げる」(箕浦社長)とし、8%増の35万台の計画。グローバル販売は3%増の95万台とした。