三菱自動車は、ミニバンの『デリカD:5』の2WD車の搭載エンジンを変更して燃費を向上し、エコカー減税に適合させるなどのマイナーチェンジを行い、2010年1月13日から販売を開始する。
今回のマイナーチェンジでは、2.4リットルエンジンを、燃費性能の高い2.0リットルエンジンに変更することで、10・15モード燃料消費率を11.0km/リットルから12.4km/リットルに向上し、2010年度燃費基準+15%を達成してエコカー減税(50%軽減)に適合した。
力強く安定感のある外観を演出する4WD車と同一の18インチアルミホイール&タイヤを「ROADEST」グレードに標準装着、「M」を除くその他のグレードにメーカーオプション設定した。
ボディカラーでは、4WD車と同様に新色「コズミックブルーマイカ」を加えるとともに、ラインナップも見直した。
インテリアも4WD車と同一とし、新デザインのハイコントラストメーター&マルチインフォメーションディスプレイを採用し、視認性と質感の向上を図った。「G(7人乗り)」グレードには、高級感と上質な室内空間を演出する本革シートをメーカーオプションで設定した。
「ROADEST」グレードに、黒調ヘアラインのセンターパネルを採用したほか、エアコンコントロールダイヤルとドライブモードセレクトダイヤルにメッキリングを採用するなど質感の向上を図った。
さらに、坂道でのスムーズな車両発進を実現するヒルスタートアシストや、急減速時またはABS作動時に、ハザードランプを通常の2倍の周期で点滅させることで後続車に危険を促すエマージェンシーストップシグナルシステムを採用した。
価格は221万3400 - 370万6500円。