“ブルーエフィシェンシー”とは、メルセデスベンツが打ち出す、最新環境対応技術の総称。そのなかの具体策のひとつが、直噴エンジンとターボを組み合わせ、低燃費と高出力を実現した新開発CGIエンジンだ。1.8リットルの4気筒DOHCで可変バルブ機構などを持ち、204ps/31.6kg-mのスペックを発揮する。このエンジンを搭載する『Cクラス』に試乗した。モデルはC250CGI ステーションワゴン・アバンギャルド(AMGスポーツパッケージ)。印象的だったのは実にスムースにクルマが走ってくれる点。どのスピード領域でも無理なく十分な動力性能が発揮されていた。エンジンまわりに起因する音、振動等もまったく気にならない。加えてクルマ自体の完成度も、登場時(2008年4月)から、また高められたようで、乗り味はスムースだし、ワゴンながらボディのシッカリ感もかなり高い。扱いやすいボディサイズ、十分な室内スペース等、Cクラスの実用車としての魅力も再認識。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★オススメ度:★★★★★島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年より「GOLD CARトップ・ニューカー速報」の取材/執筆を皮切りにフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
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