同社は2000年から環境報告書を発行していたが、2005年から社会に関する取り組みを追加して「環境・社会レポート」として発行してきた。今回、2000年に公開した最初の環境報告書から数えてちょうど10回目の発行となる。
スズキ環境・社会レポート2009では、消費者の立場に立った「価値ある製品」づくりを基本方針に、「環境への責任」と「社会への責任」の2つの側面から、同社の取り組みを紹介する。
環境への責任では、9月に発表した新型CVTの紹介など、2009年度に行われた環境に対する取り組みについて「トピックス」という形で紹介し、2008年度に行った取り組みだけでなく直近の環境情報についても紹介する。
社会への責任では、4月に開館した「スズキ歴史館」の紹介や、インドを始めとするスズキグループの地域社会での取り組みなどについても紹介する。
環境に配慮し、今回はガイドブック(冊子)の発行をとりやめ、ホームページのみ閲覧できるようにした。閲覧する人が必要な情報を探しやすくするため、新たに目次ページを設け、必要項目の検索をより早く行えるように配慮した。