パトカーに気づいて逃走のバイク、歩行者に突っ込む

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23日午前、大阪府大阪市港区内の国道172号で、交通違反を行ったとしてパトカーに発見されたバイクが信号を無視して交差点に突っ込み、横断中の女性をはねる事故が起きた。女性は重傷。警察は20歳の男を現行犯逮捕している。

大阪府警・港署によると、事故が起きたのは23日の午前10時40分ごろ。大阪市港区港晴1丁目(N34.39.14.3/E135.26.44.8)付近の国道172号をパトロールしていた同署パトカーが、Uターン禁止の交差点でUターンを強行したバイクを発見。赤色灯とサイレンを使用して追跡を開始しようとした。

バイクはそのまま急加速し、前方の交差点に赤信号を無視して進入。横断歩道を渡っていた48歳の女性に衝突し、その弾みで転倒した。女性は鎖骨などを骨折する重傷。バイクを運転していた東大阪市内に在住する20歳の男も軽傷を負ったが、警察はこの男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。道路交通法違反容疑でも調べを進めている。

現場は片側2車線。道路中央部には大阪市営地下鉄・中央線の高架橋脚がある。バイクはパトカーのサイレンに気づき、逃走を試みた直後に歩行者へ衝突。その間、わずか数秒だったようだ。

《石田真一》

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