【新聞ウォッチ】日産EVに「エンジン音」搭載へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年11月25日付

●首相の別団体も虚偽記載、母・姉の600万円、地検が担当聴取(読売・1面)

●消費税上げ容認61% 本社世論調査(読売・1面)

●社説:エネルギー課税、暫定税率廃止をどう補う(読売・3面)

●500円タクシー値上げを指示 近畿運輸局(朝日・38面)

●株主様もご辛抱を 優待制度、廃止・中止相次ぐ(毎日・8面)

●SAI受注1万4000台、トヨタ、発表から1か月で(毎日・8面)

●電気自動車、低速でも「走行音」日産、来年発売時に装備(日経・1面)

●日経平均5日続落、海外株との格差拡大(日経・7面)

●GM、サーブ売却断念、スウェーデン社、買収中止(日経・9面)

●スズキ、タイの工場着工、来夏稼働先延ばし、12年から小型車生産(日経・11面)

●車部品、新興国を開拓 タカタ インドに2工場、ジェイテクト 中国向け受注(日経・13面)

ひとくちコメント

日産自動車が来夏以降に発売する予定の電気自動車に、発進時などにエンジン音に似た音を出す「疑似音装置」を搭載するという。きょうの日経が1面で報じている。

それによると、現在、日産が開発を進めているのは、エンジン音に似た疑似走行音を発進や停車など20km/h以下のときに自動的に出る仕組みを想定。早朝深夜の住宅街や、歩行者がいないときなどは音を消せるようにスイッチを取り付ける方針という。

「疑似走行音」については、国土交通省が目下、設置を義務付ける制度を検討中だが、日産はこれに先駆けて標準装備として取り入れる。

環境にやさしい電気自動車やハイブリッド車は「走りが静か」というのもセールスポイントのひとつ。事故防止のためにはやむを得ない対応だが、どんな「疑似音」にするのかも興味深い。電気自動車の『リーフ』を購入しても、エンジン音は『GT-R』というのも何となく不自然のように思えるが…。

《福田俊之》

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