フィアットグループオートモービルズジャパンと、ユナイテッドアローズのグリーンレーベルリラクシングがコラボレートし、共同プロモーションを開始した。その狙いはどこにあるのだろうか?
コラボレーションの柱となるのは、両ブランドの共通なテーマ「コンパクトでシンプルな生活を楽しみながら自然と環境に貢献できることを目指す」というものを、ショートムービーにより映像化してみせたことにある。
映像は、フィアット『500』を中心にシンプルで上質なライフスタイルを描いたもので、いうなれば「クルマはフィアット500でも十分じゃない?」という両ブランドからの提案となる。ライフスタイルを見直すことでエコロジーに参加できる、そんな気にさせてくれるプロモーションだ。
自動車メーカーが考えるエコロジーは、生活を変えることを強要しないが、アパレル側が感じているエコロジーでは「エコロジーも工夫しだいで楽しく生活できるよ!」というような、より身近に感じることができるものといえる。