警察庁は20日、「高齢運転者標識の様式に関する検討委員会」(以下:委員会)において高齢運転者標識「もみじマーク」の代替案となるデザインの募集を開始した。
委員会では、 現行のもみじマークのデザインについて、変更の是非も含め、幅広く検討を行っているところ。
現時点では、もみじマークを変更するか否かは決まっていないが、今後、委員会において、仮にもみじマークを変更することとした場合における「もみじマークの代替案」を選定した上で、もみじマークと代替案のうち、いずれが高齢運転者標識として適当かを、国民の意見を伺う予定としている。
なお、委員会において「もみじマークの代替案」を選定する際には、これまで意見を募集した上で決定した以下の4項目の基本的考え方を基準として選定が行なわれる。
●ベテランドライバーを象徴し、高齢者が誇りを持って自らの意思で自動車に表示したくなるもの。
●高齢者を含むすべてのドライバーにとって親しみを感じるもの。
●夜間や離れた場所からでも見やすいもの。
●既存の様々なマークと混同を生じないもの。
採用されたデザインが、新たな高齢運転者標識のデザインに決まった場合に限り、そのデザインの作成者に作成費30万円以内(税込み)が支払われる。
応募方法は、電子メールアドレスを明記の上、郵送又は電子メールで提出。募集期間は、2009年11月20日から2010年1月8日(金)まで(郵送の場合は募集期間最終日の消印まで有効)。
●メール:
koutsukikaku@npa.go.jp
●郵送:
〒100-8974
東京都千代田区霞が関2-1-2
警察庁交通局交通企画課
新たな高齢運転者標識のデザイン案募集係